その道のプロに相談!ネットショップの打ち合わせ

2018年5月24日

昨日はSettla Greenのホームページ作成の件で、元町にあるサイトデザイン会社さんに行ってきました。

挨拶を終えた後、早速本題に移りました。ホームページのおおよそのページ数は事前に伝えていたので、どういった構成にしたいのかのメモ書きを見てもらって、お願いしたいのは、ホームページとネットショップの構築で両方合わせてのわたしの予算を伝えました。このとき、ホームページやネットショップ構築にどれぐらいの費用がかかるものかも知らず、自分の感覚だけで予算を伝えてしまいまして、知らないことは恐ろしいことです。昨日はそれを実感しました。

「ホームページとネットショップ構築で、うちではこの値段では難しいです。」と言われ、デザイン会社さんがこれまで作ってこられたサイトを見せていただいただきました。

どれもステキなサイトで作り込みが違いました。デザイナーさんがデザインしたものは、クオリティがわたしが思っていたのと全然違って、とてもとても高く、その製作にかかる時間を考えると、わたしの提示した予算では到底無理な話で納得せざるを得ませんでした。「カラーミーショップを使って作ったサイトです。」と言われたものも原形がわからないほどで、「これがこうなりますか・・・。」というぐらい。「えぇ・・・・。」と言ったあと、言葉が続きませんでした。

デザイン会社さんは元町の一等地にあり、デザイナーさんを何人も抱えていらっしゃって、わたしが一人で小さく始めたような工房がお願いするようなデザイン会社さんではなかったと、普通ならここで話が終わりそうなものなんですが、それがこのままでは終わらず、ここからヒアリングが始まりました。

本当に必要なものは何か

わたしがホームページを作りたいと思った理由からヒアリングは始まりました。

ホームページを必要とした理由は、わたしが金曜、土曜日の工房の販売をお休みしたことからでした。石けんのサンプルをお渡ししてたお客様が石けんを気に入ってくださり、石けんを買いに来て下さったのですが、その日はわたしが販売をお休みした日だったんです。

工房のお休みのお知らせは、このブログとFacebookには載せてましたが、ブログは日々のことがらを書くものなので、ホームページを作ってブログはそこからリンクさせた方がいいんじゃないかという意見が他の方から上がりました。

デザイン会社さんにこのいきさつをお話しして、営業時間や場所を案内して、ブログやFacebookをリンクさせるためのホームページを作りたいと伝えました。それで、このブログも見ていただいたうえでのデザイン会社さんからの意見として、

  • 営業時間や臨時休業のお知らせのためにホームページを作る必要があるのか
  • ホームページを作成すると、ホームページ、ブログ、ネットショップの3つのサイトを一人で管理することになるが大変じゃないか
  • このブログがwordpressを使ってちゃんと作り上げている
  • ブログの記事数も多いのでGoogleはこちらを評価する。今からホームページを立ち上げても、検索ではこのブログの方が上位に表示される

なので、わざわざホームページを作らなくても、このブログをもっと見やすいように少し手を加えてみてはどうかと提案されました。

テンプレートをオリジナルのまま使っているので、実際にこのブログを見ながら、「ここをこう、ここはこうするだけでイメージが変わるし、営業時間や臨時休業のお知らせはここに表示させましょう。」と、表示位置の確認をしながら具体的に説明をしてくれました。

そして、ホームページの作成は工房がちゃんと軌道に乗ってから作っても大丈夫だからと。

「ホームページを作らねばならぬ!」そう思っていたので、今あるものをうまく活用してコストを抑える、この発想ができなくなっていました。と言うか、このブログがそこまで使えるものだとは思ってもみなかったので、言われてはじめて、そういう方法もあるのか、そんなかんじでした。

わたし自身、ヒアリングを受けるまでは、ネット環境のことがよくわかっていないので、何をどのように進めていけばいいのかわからず、ぼんやりした状態で臨んだんですね。自分自身がよくわかっていないから説明もうまくできないので、相手の方はもっとわからないだろうと思っていたのですが、そんな状態のわたしをサイトデザイン会社さんは、一人でも運営・管理できるよう一緒に考えてくれました。

サイトを作り上げる技術力ももちろん高いのですが、このデザイン会社さんの強みはヒアリング力の高さにあるのだと思いました。まとめあげるスピード感もすごいです。

最初の段階では予算的にもまとまりそうもなかった話が、リアリングを終えたあと、まとまるんですよ。これがまたびっくりで、それでまたわたしは「えぇ・・・・」ってなったのですが、長くなりそうなので、この話は次回に続きます。