ちょっと早いけど、2018年のやったこととかのまとめ

2018年12月15日

こんばんは、セトラグリーンです。

1年なんてあっという間ですね。いやー本当に早いです。
わたしが石けんの販売を始めたのは今年の2月下旬からなんですが、薬務課の許可が下りたのは、2017年12月28日。もうすぐ1年になります^^

今日はこれまでの整理も兼ねて、工房を開くまでの振り返りをしてみたいと思います。

化粧品の製造・販売許可がおりました

申請書を提出してから許可証が届くまでわりと時間がかかったので、許可証を手にしたときは、嬉しかったというよりホッとしたかんじでした。

許可申請は去年の10月に出していて、その後11月に薬務課の担当者さんが工房に来て現地調をしました。特に問題もなさそうだったので、担当者さんの方から、「許可証の日付はいつがいいですか?」ときかれたので、「年内のできるだけ早い日でお願いします。」と答えたんです。

それでその日の調査は終了したんですが、その後全然連絡がなく、12月27日になって、行政書士さんに電話してもらったところ、「28日の午後に知事の印鑑がもらえそうです。」との連絡が入りました。

結局、行政書士さんの方も28日は午後はもう動けないということで、そのまま年末年始のお休みに入り、わたしが許可証を手にしたのは今年に入ってからでした。もっとすんなり許可証がもらえると思っていたので、できるだけ早い日付で・・・と言ったんですが、どうせなら1月1日にしてもらえばよかったなぁ・・・と、あとで思ったりもしました。理由は忘れないから^^

でも、許可証の日付はわたしの大切な記念日になったので、いつの日付になっても忘れませんね。多分・・・。

そして、いろいろありました

石けんの販売開始

許可証をもらってからすぐに石けんの製造をはじめ、2月23日から工房販売をはじめました。最初は、事務所の一角に陳列棚を2台並べただけの販売スペースに(それは今も変わらず)、3種類ほどの石けんを並べて、とにかく販売をスタートさせました。

今でも無理やり販売を始めてしまたなぁ・・・と思うんですが、そのときはもう、自分で作った石けんを販売できる喜びの方が大きかったですね。

というのも、化粧品の製造・販売許可を取るには「総括製造販売責任者の設置」というのがあるんですが、責任者になるためにはある基準があります。わたしはその基準のいずれにも該当していなかったので、学校に通って単位をとって、総括製造販売責任者になりました。

平日は働きながら土日は学校に通って、そのため2年間土日の休みなしでした。仕事では残業があったし、実験のレポートを書かなければいけなし、通学に大阪まで通う生活は、慣れるまでがしんどかったですね。そのうえ、学生生活1年目に父が倒れて介護が始まるわ、母が骨折するわ、その後、別の病気で入院するわと、いろいろあって、本当にいろいろあって、とにかくこのときが一番精神的にもつらかったです。

何でこんなに悪いことが重なるのかなと・・・。何か悪いことしたか??何もしてへんやろ?と、そんなことをよく自分に問うたりもしていました。

このときの事情はあんまり人には話してないんですよ。世の中しんどくない人、大変じゃない人なんていませんので、自分だけが大変というのはおかしいというのが、わたしの基本的な考えにあるんです。わりと抱え込んでしまうタイプなんですね。まぁ、いろいろありましたが、頑張って持ちこたえました^^

ここで持ちこたえたことがちょっと大きくて、今度また何か起こったとしても乗り越えられるんじゃないかって思えるようになりました。でも、やっぱりしんどいのはイヤですね。

そうそう、石けんの販売開始日のことですが、告知が不十分だったにもかかわらず、友だちや、以前通っていた石けん教室の先生、このブログを読んでくださっている方がお店に来てくださいました。感謝しかありません。本当に本当にありがとうございました。

ブログを見て来ていただいたお客様は、その後も来てくださって、今度ご自分の作られた石けんを持ってきてくださる約束をしています。先月のイベント出店時に来ていただいたときには叶わなかったので、来年ぜひ見せてくださいね。楽しみにしております^^

気分的に超低空飛行になる

その後ですね、工房販売まではなんとかたどり着いたものの、そのときはチラシもまだ作っていませんでした。名刺とかショップカードは、イラストレーターが使える元会社の後輩に作ってもらうことになっていたんですが、イメージと違っていても善意で作ってもらっているからあまり注文できないし、いつ完成するかわからないけど催促もできないしで、ここでもなかなか思うようにものごとを進めることができませんでした。

それで結局デザイナーさんをネットで探すことになったんですが、メールでのコミュニケーションがうまくとれず、その後、音信普通に・・・。

この間、気分的にも超低空飛行になっていたんですが、この窮地を救っていただいたのが、同業者さんに紹介していただいたデザイナーさんだったんです。このときの提案力がすごくてですね、わたしがもうどうしていいかわからないし、デザインのこともわかっていないので説明もうまくできない、そんな状態だったんですが、うまく伝えきれないことも全部くみ取ってくれて、提案してくれて・・・。

わたしにこれからの工房のイメージを見せてくれることで、わたしの超低空飛行が普通に飛行できる高さにまで上昇させてくれたんです。

デザイナーさんが、やさしい方なんですよ。弱ってましたから、余計に優しさが身に沁みました。ありがとうございます。デザインももちろんステキなんですが、仕事って人とするんだなぁ・・・と、再認識したときでもありました。

今もまた新たにデザイナーさんに相談していることがあるんですが、それはまた完成してから報告したいと思います^^

いろんな人に会った

前職はひきこもり系のような仕事をしていて、わたしも含めコミュニケーション能力が高い人はほとんどいません。いても少数派ですね(きっぱり)^^

基本PCの前にずっと座っていて、トイレに行く以外は立ち上がらないぞ!みたいなぐらい動かないし、話さないし、だったので、今年はいろんな方に合って、世界が一気に広がった感がありました^^

それまでは会社勤めの人としか話す機会がなかったんですが、自分も自営業になってはじめて個人事業主ってこんなにたくさんいたんだと思いました。最近はセミナーにも参加するようになったし、先週は朝活にも参加して、何のコネクションも持っていなかったわたしでも広がる人脈があることを実感したので、2019年もなるべく外に出て行こうと思っています。

そのときはどうぞよろしくお願いします。

最後に今思うこととか

もうじき1年になりますが、現実は自分が思い描いていたような順調な滑り出しとは程遠かったです。失敗もたくさんありました。それでも、自分のやりたいことに挑戦できたことは大きかったです。未経験で人脈もなく、集客力もないところからのスタートだったんですが、そこからでも少しずつ前に進んでいけば、現実は変わることを学びました。

もう一度一からはじめたら、次はもうちょっとうまくできたのに・・・と思うこともやっぱりありますが、そんなことは不可能で、それよりも今ある中でよりよく変えて行けたらいいなぁ・・・と思います。

若い方はご存知ないかもしれませんが、昔、西川きよし師匠が「小さなことからコツコツと」というギャグ?を言っておられたんですが、あれはほんまだなぁ・・・と思いますよ。

今すぐできることを小さなことでもコツコツとやる、
これがとてもとても大切ですよね。

ということで、ざざっと2018年を振り返りましたが、2019年は「自分で考えて、答えを見つけて、行動に移す」の一連の動きをもっと軽やかにやっていければと思っております。

引き続きよろしくお願い致します。


日記

Posted by SETTLA GREEN