新発売の石けんは、自然農法で栽培した国産カモミールの手作り石鹸

2022年10月24日

こんにちは。
セトラグリーンです。

9月に入りだんだんと過ごしやすくなってきましたね。
人が過ごしやすい時期は、石鹸が作りやすくなる時期でもあるんですよ。

石鹸は油脂と苛性ソーダ水(アルカリ)を混ぜて鹸化させるのですが、同じように作っても気温が高い夏は保温時の温度が上がりやすく、寒い冬はしっかり保温しないと鹸化の温度が下がりやすいので、温度管理にはいつも以上に気を使います。石鹸の出来具合にも左右するんです。

保温にあまり気をつけなくても済むこの時期は、石鹸作りに適しています。
手作り石鹸をはじめたいと思っている方にも春や秋が作りやすいのでおすすめです。

わたしも今から次のイベント用の石鹸作りをはじめています。
わたしが作る石鹸は、ハーブをつけ込んだオイルで作るものが多いので、石鹸を作って乾燥させる期間+ハーブをつけ込む期間が必要なので、通常よりも長い製造期間が必要です。

今すぐに準備にかかっても出来上がるまでに2カ月以上。
じーーーっと出来上がるのをひたすら待つという、時代と逆行するモノづくりなんです。

次のイベントは、11月に西宮阪急、12月にリトアニアリネンと雑貨のショップ ラブディエンさんのポップアップを予定しています。どちらも楽しみなイベントです。

イベントではカモミールのハーブを使った石鹸が新しく仲間入りします。
今、ちょうどハーブをオリーブオイルにつけ込んだ抽出油ができあがったところです。

こちらの白いハーブがカモミール ↓↓↓

カモミール
摘んだ花を乾燥させて石鹸に使います。

ハーブティーとしてスーパーなどで販売されているので、名前は知っている方も多いと思います。

ハーブティーは輸入品が広く出回っていますが、わたしが石鹸に使っているのは、広島県三原市の「こいちゃんファーム」さんのカモミール。

カモミールが咲くのは、5月の終わりから6月にかけて。
写真はそのときに送ってもらったものです。

こいちゃんファームさんはご主人が神戸出身で奥さんと二人で神戸に住んでいらっしゃったんですが、4年前に奥さんのご実家がある広島に移住して、農家に転身されました。

自然環境に配慮した自然農法での野菜やハーブを栽培をされています。

神戸に帰省した際にはわたしのところにも立ち寄ってくださって、いろいろとお話をさせていただくんですが、お二人ともすごく誠実。真面目一筋ウン十年のわたしは、もう共感しまくり。

わたしの質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくださるし、安心・安全な食を届けたいという想いが次から次へとあふれているのが伝わってくるんです。

サラリーマンから農家になるって簡単なことじゃないと思うんですけど、大変だ大変だと言うんじゃなくて、今の時期何の野菜を作っているとか、イベントに出店してきたときの様子など、今取り組んでいることとか、将来どんなことをやっていきたいとか、今と未来を教えてくれるんです。

めちゃめちゃ応援したくなる農家さんです^^

淡路島の廣田さんのときと同じ「伝わってくるもの」がありました。
いかに真摯に仕事と向き合っているかが「伝わってくるもの」の正体かもしれませんね。

こいちゃんファームさんのカモミールを使った石鹸作りはこれからですが、11月の西宮阪急のイベントと12月のラブディエンさんのイベントで販売します。

もちろんオンラインショップでの販売も予定していますので、
遠方の方も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

□イベントのお知らせ
期間:2021年11月17日(水)~23日(火)
場所:西宮阪急1階 バスリラクシング売場