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苦しいときは、ひと呼吸して「ポーン」とトスを上げるだけでいい

こんにちは。
セトラグリーンの松本ひさこです。

ひとり起業していると、
・毎日を全力疾走しなければいけない
・甘えてはいけない、
という感覚に陥ってしまいがちですよね。

自分できめなければいけない。
全部自分ひとりで抱えて、進んでいかなければいけない。
わたしもつい最近までそんな風に思ってました。

でも、それな感覚をずっと持ったままでいると、ふと気づくと、息が詰まるような気持ちになってしまうことがあります。「もっと頑張らなきゃいけない」と思いながらも、気持ちがちょっとついていかない・・・みたいな感じ。

そんなとき、ふと思い出すのがわたしが好きなアニメ『ハイキュー‼』のとあるシーンです。

バレーボールの1年生合宿で、2mの長身を持つ百沢君が、経験の浅さから2対2の練習についていけず、日向に思わず弱音を吐いてしまう場面。日向はコートの外から見ていて気づいたことを百沢君に伝えます。

自分の変わりに試してみてほしいと。

それが、ひと呼吸して「ポーン」と高いトスを上げるシーン。
体育館の天井に高く上がっていくボールを見ながら、合宿先のコーチがこう言うんです。

バレーはボールを落とすことも、持つこともできない競技。
でも、自分あるいは仲間の体勢が整わないとき、自ら時間をつくることはできる。
そして、自分が積極的に楽しようとするパスは、それを託した相手も楽にする。

そのあと日向の回想シーンで、こう続けます。

「苦しいリズムの中で、ただ1本、ポーンって高いトスをあげるだけで、多分ちょっとだけ楽になる。
そんで、ちょこっとリズムが整うだけで、なんかこう、いろいろできる。


わたしは本に載っている言葉とか、アニメのセリフとか、自分に刺さった言葉をノートに書いて集めているんですが、このセリフも、めっちゃ好きな言葉の一つです。

わたしは今、ひとりで起業していて、日々やることも考えることもたくさんあって、ときどき「しんどいなーーー」って気持ちになることもあります。
そんなときでも、以前は「ただ耐える」という選択肢しか持ち合わせてなくて、できない自分に凹むこともよくあったんですが、今は自分に「ポーン」と高いトスを上げるように、少しだけ心に余白をつくれるようになりました。

たとえば先週の金曜。

ネットで見つけたチーズケーキ専門店で、自分のためケーキを買ってみました。



たったそれだけのことなんですが、「ゆったりとした時間を取るのも大事」と自分にOKを出してあげるだけで、ずいぶん気持ちが軽くなるんです。

「頑張らなければいけない」と肩に力が入っていたリズムがちょっとだけ整って、自分の気持ちをちょこっとだけ軽くして「もう少しやってみよう。頑張ろう」って前向きに考えられるようになるんです。

自分のことはついあとまわしにしてしまうことって、
ありません??

たまには、苦しいリズムの中に自分で“楽になるトス”を上げてみる
それは贅沢ではなく、自分を整えるための大事な時間なんですよね。

誰かに気持ちの良いトスをあげるためにも、まずは自分のリズムを整える。
それって、ひとり起業を続けていく中ですごく大切なことだと思うんです。

このブログの読者さまの中にも「自分にちょっとやさしくする」ということが苦手で、「ひたすら耐える」とか「我慢する」という選択をしてしまいがちな方もいると思います。でも、ちょっと自分に高いトスを上げてあげるだけで、キューと縮こまっていた心がほっと和んで、もう一歩踏み出せるようになるので、自分に遠慮せず、ぜひ試してみてほしいです。

ということで、
本日は以上です。








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