内装費用はできるだけ下げたいから、もう一度現地で打ち合わせ
申請書の書類作成は行政書士の先生にお願いすることになっているんですが、昨日、先生から「製造関係以外の書類作成が終わりました。」と連絡がありました。先生、仕事早いです。
申請書の方は順調に進んでいますが、わたしが進めていかなけれがいけない工房の内装工事は思うように進んでいません。内装工事業者さんから提示された見積もり金額が高く、今日もう一度、内装工事業者さんと現地で打ち合わせをしてきました。
一つひとつがめちゃくちゃ高いわけじゃないんですけど、まとまると結構なお値段になってくるんですよね。当然ですが・・・。
見積もりの中で高いと思ったのは、配管や配線工事にかかる費用。でもこれは必要な費用なのでどうしようもなくて。その費用もなぜ高くなっているのかを現地の状態を見ながら一つひとつ説明してもらいました。
わたしの契約した物件はスケルトンなんですが、業者さんが解体時に配管や配線を全部切断してしまっているんです。どこもかしこもブッチブチに。結局、全部一からやり直すことになります。これにかかる費用が大きいのだそうです。
スケルトンでも使えるところはちゃんと残してくれてるところもあるそうなんで、物件をお探しの方がもしいらっしゃったら、広さや立地も大切ですが、内見時に配管や配線の状態も確認していた方がよさそうです。
でも、こういうのって素人ではわかりませんよね。物件を決める際には、設計業者さんに立ち会って決めるところもあるそうなので、こういうところもちゃんと確認しているんでしょうね。
それで、わたしの物件ですが、配線・配管の他にもいろいろあって、下水配管の問題で床を持ちあげなければいけないとか、今の状態から壁を仕上げるにはどんな作業をしなければいけないとか、写真で見てもらってもわかるように壁はボッコボコなんで。
それぞれの項目についてちゃんと説明してもらうと、出された金額に対し納得せざるをえなくて、削れるところが正直あまり見つかりませんでした。
時間をかけてきちんとした見積もりを出してくれているので、できることといえば、シンクや材質のグレードを下げるとかその程度です。
あとは追加費用が発生しないように、気になる部分の費用もちゃんと見積もりに含まれているかどうかの確認をするぐらいです。
一番最初の予算取りのときには、工房の内装費を今より多めに見積もっていたんですが、抑えられるなら抑えたいという思いもあって、予算を下げました。
でも、説明をきいているうちに、もとの予算に近いところまできてしまうのは仕方ないのかなと思うようになりました。そう思うものの費用はできるだけ抑えたいという思いも消せなくて、内装業者さんには希望予算を伝え、できるだけその予算内収まるようにもう一度見積もりをあげてくれようお願いして帰ってきました
今週末か来週早々には見積もりがあがってくる予定です。次の見積もりで工事費用が決定して、材料手配に入り、そしていよいよ工事が始まります。物件の内見からここまでで約1か月です。
小さな石けん工房でも始めようとすると、あれやこれやとやらなければいけないことがたくさんでてきます。それが大変だというよりも、自分の道を自分で切り開いている感の方が強くて、少しワクワクしています。
ちょっと前は漠然とした不安や恐怖に襲われたりもしましたが、これからは、少しずつ前に進んでいる過程を楽しんでいこうと思います。