タペストリーのデザインが完成かと思われたが、衝撃の一言でちょっと後退

神戸発の石けん工房
セトラグリーンです。
ちょっと出だし変えてみました^^

カッティングシートとタペストリー

今日は午後から、タペストリーやチラシなどお願いしているデザイナーさんが工房に来てくださいました。タペストリーとカッティングシートを原寸サイズにコピー用紙をつなぎ合わせて作ったものを持ってきてくださったので、実際に入り口に貼ったときのイメージを確認することができました。なかなかいいかんじです。

今は半透明のカッティングシートなので、文字がボーっとして見えるんですが、今度のカッティングシートはキーカラーの濃いグリーンがベースカラーになっているので、しまって見えるというか、くっきりはっきりしています。グリーンは良い色です^^

タペストリーの方もそこそこ大きなサイズなんですが、何枚もコピー用紙をつなぎ合わせてほぼ原寸サイズで準備してくださいました。かなりの手間だったと思うんですが、「これぐらいですねー。」と空中に指さして説明されるのとは、やはり全然違いますね。少し離れた場所からでも、どんな風に見えるのかちゃんと自分の目で確認することができてよかったです。

スッキリとしたデザインで気にいっていて、「これでOKですね。」となりそうなところでデザイナーさんからの衝撃の一言がありました。

タペストリーのデザインをデザイナーさんが第三者の目から見てどう見えるか、見てもらったそうなんですが、パッと見たときに石けんだとはわからないと言われたそうなんです。何に見えるかと尋ねてみると、

まさかの豆腐!?

だったそうです。写真はわたしが石けんをお皿に飾って撮ったものなんですが、お皿に飾ろうが、どこで撮ろうが、何と一緒に撮ろうが、わたしは石けんにしか見えません。でもそれは、わたしが石けんとわかっているからで、何も知らされていない場合だと、石けんとはわかってもらえないみたいです。そう言われてからも、わたしはまだ石けんにしか見えなかったんですけどね^^


↑↑↑タペストリーに使う予定だった写真

でも第三者さんの意見も大切にしたかったというか、そっちが的確なんだと判断しました。デザイナーさんと話をして道行く人誰もがタペストリーの写真見て、それが石けんであると認識してもらえるように、写真を撮りなおすことになりました。タオルを横に置くとか、泡をのせるとか、そこはデザイナーさんにお任せします。

いやー、でもびっくりしました!!

ということで、タペストリーは写真の撮り直しのため、出来上がるのは少し先になったんですが、カッティングシートはすぐにでも、チラシとリーフレットは文字を少し手直しする程度で印刷に回せそうです。これでなんとか工房もカタチが整ってきたねーと思いたいところですが、完成が近づいてくると他のものも気になりはじめてきます。

それがショップカードとシールです。

ショップカードとシール

ショップカードとシールともに、若草色をベースにキーカラーの濃いグリーンで文字を入れているんですが、これを白の無地の紙袋に貼ると全体がぼーんやりしています。
何かちがいますねー、ってかんじです^^

ぼんやりした状態をデザイナーさんに確認してもらって、それをもっとピシッとしまりのあるかんじにするにはどうすればいいか、一緒に考えてもらいました。デザイナーさんは今あるシールよりも小さなサイズで提案してくれまして、小さなサイズにするとシールの存在感が薄れてしまうと心の中で思ったんですが、そこはちょっと黙ってたんですね。デザイナーさんの提案力は的確なんで、どう判断されるか見てみたいのもあって。

そしたら、ちょうど目の前にあるもう少しで完成予定のチラシの文字部分が、デザイナーさんが提案するサイズに近かったので、デザイナーさんがそのチラシの一部を切り取りました。そして、白の紙袋にあてて見せてくれたんです。そしたら、サイズが小さくなったからって、存在感が薄れるわけではなかったんですよ。

ふしぎーーー。

濃いグリーンが小さくてもピシッと見せてくれています。
うちのグリーンすごいんですよ^^

キーカラー選ぶときは、よく考えて決めないといけませんな!と、あらためて思った次第です。カラー選び大切です。どう見せたいか、かなり変わってきますもんね。

ショップカードとシールは急ぎではないですが、引き続きお願いすることになりました。また素敵なデザインとなって出来上がってくるはずです^^

化粧品の製造・販売許可を取って4カ月ちょっと。最初はわからないことだらけで、印刷物のデザインもわたしにとって高い壁だったのですが、助けていただいたおかげでその壁もクリアできそうです。印刷物のデザインは誰にお願いすればいいかもわからないところからのスタートでした。とりあえず自分でできる範囲からはじめるしかなくて、とりあえず、とりあえずで作った結果、無駄も出してしまいましたが、それがあっての今ですね。

今ようやく助けていただきながら何とかまとまりつつあります。これまでは、すぐ目の前のことにしか目がいかなかったのですが、もっと先の長期目線で物事を見られるようにならないといけないと思っていました。今日はそれができそうな気がしております。これもまた不思議です。