最近、自分の中に「勢い」が足りないと感じることがあって、そのときの気づきについて書いてみたいと思います。
皆さま、ありませんか?
自分に「勢い」がないんじゃないか?と感じること。
エネルギーがないわけじゃないし、むしろやりたいこともあるんです。でも、「行動に移すまでが遅い」と感じること。「エネルギーはあるのに軸がブレてて集中できない」という感覚で、自分の中にある熱量を一点に集中させるための「通り道」みたいなものが見つからない感じなのかなぁーーとも思います。
で、そんなときに思い出したのが、
「アニマル・スピリッツ」という言葉です。
アニマル・スピリッツという言葉に出会ったきっかけは、去年読んだビジネス啓発本でした。
「アニマル・スピリッツ」は、経済学の世界から来たことばで、「根拠がなくても突き動かされるような直感的な行動力や意欲」を意味するそうです。
経済学で使われる言葉ではあるんですけど、わたしはこれを元々自分の中にある「火種」を信じて動くマインドのことだと解釈しました。根拠のない自信でも、無性にやってみたくなることとか、頭で考えるよりも先に身体が動いているような状態ですね。
「ハイキュー‼」の主人公にその姿を見た
わたしが最近ハマってて、Preime videoeで観ている『ハイキュー‼』というアニメがあるんですけど、主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)が、まさに「根拠がなくても突き動かされる直感的な行動力で駆け上がっていく」そんな存在なんですよね。
バレーボール選手としては身長が低いという不利な条件であっても、圧倒的な運動能力と「どうしてもバレーがしたい!」という感情と情熱で、突き進んでいく姿は完全に「アニマル・スピリッツ」そのものだなぁーーと思ったんです。
自分の中の火種=カレンデュラのオレンジ色
じゃあ、わたしにとっての“火種”って何だろう??
って考えたとき、わたしの場合、真っ先に浮かんできたのは日々手にしているカレンデュラの色でした。
今まさに開花の時期を迎えている、淡路島の廣田農園さんの力強くてあたたかいオレンジ色の花。
わたし、この花の力を届けたいから動いている。
そう、これがわたしの火種なんです。
わたしには、難しく考えすぎる考え方のクセがあって、最近は自分の思考グセが自覚できるようになってきたんですが、それでも「頭の中グルグルのワナ」にハマってしまうことがあるんです。以前は自分がワナにはハマっているのにそれさえ気づかないってこともあったんですが、自覚がもてるようになってからは、「ちゃうちゃう、そっちじゃない」って回避できるワザも身に付いてきました。
それでも、中にはワナに気づかないときもあるわけで。そんなときのためにも日々何気なく触れている「自分の火種=カレンデュラのオレンジ色」を再認識させる必要があると感じます。
静かだけど、確かに燃えるもの
「アニマル・スピリッツ」って名前だけ見ると、すごく野性的な感覚って思ってしまいそうなんですけど、「アニマル・スピリッツ=ただの勢いではなく「信じる熱量」でもあるんだと自分なりに解釈しています。
なので、誰かと比べて自分の火が小さいんじゃないかとか、そんなことはどうでもよくて、自分の中で火種を消してしまわなければそれでいいんだと思っています。
世の中がどんどん変わっていく中で、「自分には突っ走る力がない」と感じてしまう日もあるかもしれません。でもそれは、わたしたちの中に「火がない」わけではないんですよね。
静かだけど確かに燃えている、なので「信じる熱量」があれば、自分にとっての「アニマル・スピリッツ」はもう始まっているのかもしれません。
それでも、やっぱり「熱量が落ちて動けません」ってときももちろんあります。それは、わたしの経験からいって、休息が必要なときなんだと思います。
そんなときの解決策のひとつに「物語の世界に浸ること」というのがあります。
物語の世界に浸ることで、
リラックス効果が得られることがわかっているんです。
で、わたしがおすすめは、さきほども登場したアニメ「ハイキュー‼」
突っ走るって、こういうことか。
信じる熱量って、こんなにまぶしかったのか。
きっと、皆さまの中の「火種」にも、ポッと灯がともる瞬間があるはずです^^
ぜひ、ご覧になっていただければと思います。
小さな熱が、皆さまの中にも育っていきますように。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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