総括製造販売責任者の基準をクリアできなかったときのこと。
こんにちは、セトラグリーンです。
創業塾で学んだ事業計画書に沿って、化粧品製造販売業をはじめようとしたときのことを振り返っています。
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趣味の石鹸作りから業としての石鹸作りに変わるとき
創業塾では、「なぜ事業計画書を立てる必要があるのか」
繰り返し言われました。
□事業計画書を書く上での動機と目的
事業をはじめるには、あなたの熱い志が必要です。
「なぜその事業をはじめたいのか。」
「その事業の目的は何か」
を文章化し明確にしましょう。
中略
この点が曖昧であれば、今後事業を開始しても様々な障害を乗り切ることができません。
わたしは機械図面を描く仕事をしていたのですが、なぜこの仕事を選んだかというと、わたしの父が昔から大変苦労をしてきてたので、手に職は絶対必要だと思っていたからです。
それでこの仕事を選びました。
不景気と言われても、わたしは図面が描けるから大丈夫。
そんな風に思っていたこともありましたが、絶対に大丈夫なことなんてないんですね。でも、自分は大丈夫ってなぜか思いたくなるんです。不思議です。
だけど、時代は変化していきます。
それもものすごいスピードで。
会社も時代の変化に対応しきれなかったというか、どうすればいいのかわからず動けなくなっていました。すると、社内の雰囲気も当然暗くなります。
そのときに3年後の自分を想像してみたんですけど、
何にも想像できませんでした。
だから、何かあったときのために準備だけはしておこうと思いました。
実は何か資格を取った方がいいのかな?って考えたこともありました。
宅建とか・・・。
それがしたいと思ったわけじゃなかったんですけど、資格を持っていれば強みになるのかと思った時期もあったんですね。
だけど、次が最後の仕事になるかもしれないと考えたら、好きなことを仕事にして終わりたい。
それは宅建ではないことは明らかでした。
時代と逆行する石鹸作りが好き
石鹸の作り方をご存知ない方に簡単に作り方を説明しますと、
オイルと苛性ソーダ水を加えて素早く混ぜ合わせる、これだけです。
そうすると、最初はサラサラだったオイルにだんだんととろみがついて石鹸になっていきます。型入れ前の生地の表面はとても滑らかでピカピカで、右側から見てみたり、左側から向きを変えて見てみたり。
何度見ても飽きません(笑)
趣味ではじめた石鹸作りですが、その洗いあがりのつるつる感が嬉しくて、どんどん作るのにはまっていきました。
1カ月半から2カ月間じっくり熟成させて作る石鹸は、時代の流れと逆行しています。
でも、あえて反対方向に進むのもありなのかなぁ・・・って思います。
とにかく調べる
趣味で作っていた石鹸を事業化するにはどうすればいいか?真剣に考え始めたわけですが、とはいってもどこから手をつけていいかわからなかったので、まずはネットで調べることにしました。
そして見つけたのが、兵庫県薬務課が作成した
「はじめて化粧品の製造販売および製造をする人のために」
そこには「化粧品製造販売業者は、総括製造販売責任者を置かなければならない。」と書いてありました。
総括製造販売責任者になるには、そのための基準が設けられていて、それが薬剤師であったり、薬学又は化学に関する専門の過程を修了した者であったり、他に2つの基準があるんですが、いずれにせよ、これらの基準をクリアしないことには先にはすすめません。(施行規則第85条第1項)
これが最初の大きな壁になります。
で、わたしはというと、わたしもこの基準をクリアできていなくて、「じゃあ、今からその基準をクリアするのはどうすればいいの?」ってことで、またネット検索をしました。
ネット検索はいろいろ解決策を教えてくれる強い味方です。
続く。
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