転機となるかもしれない出会い【備忘録】
こんにちは。
セトラグリーンです。
石鹸屋さんをはじめてからいろんな方との出会いがあります。最近も出会いがあって、はじめて外国人の方とお取引をはじめました。その方は、中国人のスーさんとおっしゃる若い中国人のご夫妻。
ことばの壁を乗り越えながら、神戸で起業して頑張っていこうとしている姿勢がすばらしくて、応援したくなるお二人なんです。それで、励ましたり応援したりしているのですが、「少しずつでも前に進んでいけたら大丈夫ですよ。」とスーさんに言ってあげることが、そのまま自分の中にもある不安を消し、わたしを前に進めてくれているんです。
この不思議な感覚は、わたしの世界を変えてくれるきっかけになるかもしれません。
スーさんご夫妻との出会いを記録に残しておこうと思います。
スーさんご夫妻は、ある日飛び込みでやって来られました。
ご主人は日本語を少し話すことができますが、奥さんは日本語がまだ全然話せなくて、最初にお会いしたときは、「わたしは日本語がわからないから話しかけてこないでくださいね。」モードを前面に出されていて、奥さんの方を見ただけで困った顔をされる、そんな状態でした。
ご主人は日本語を話せますが、それでも半分通じてるかどうかの状態で、翻訳アプリと身振り手振りを加えながら何とか伝えて、それが誤解なくちゃんと伝わっているのか、その都度確認しながら進めていくのでとにかく大変でした。
それでも、わたしの作る石鹸に興味をもって飛び込みで訪ねてきてくれたこと、そして、この商品を自分たちが販売することができるかどうか、翻訳アプリも使いながら一生懸命伝えてくれました。
「卸売り」と言いたいところを「オドシウリ=脅し売り」と言い間違えたり、そういうのを聞き逃さず「それは卸売りね。」と、わたしがいちいち訂正するものだから時間がかかって仕方なかったです。
二人が帰られたあとのわたしはグッタリ。
スーさんも家に戻られたときは、わたしと同じぐらいグッタリしてたと思います。
時間をかけていろいろとお話しましたが、その日はお取引できるともできないとも伝えず、石鹸のサンプルをお渡しして、「もし気に入ってもらえたらまた訪ねてきてもらえますか?」とお伝えして終了しました。
どんな商品でもそうなんですが、愛情が持って扱ってもらえないものは売れないのです。
そのことをスーさんにもお伝えしました。
そしたらそれから二日後、スーさんご夫妻がまた工房に訪ねてきてくれました。
続きます。
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