朝からちょっといい気分になった話

最近はどこでもそうですが、工房のあるこの周辺にも外国人観光客が増えていて、特に中国や韓国からの観光客が多いです。なので、外国人観光客の方に道をきかれることが増えました。

昨日も20代前半と思われる韓国人女性二人から駅の場所を聞かれました。二人のうちの一人は、少し違うかなという程度の日本語がとても上手な方で、「高速神戸駅はどこですか?」ときかれました。駅はその場所から近かったのですが、私は道順の説明がとにかく下手で、神戸は山が北側なので方向はわかりやすいんですが、説明するとなると上手くできないんですね。

なので、場所も近いことだし「一緒に行きましょう。」と、日本語オンリーの会話で道案内をしました。

彼女たちは一緒に歩いて来るんですけど、すぐに立ち止まっては写真を撮るんですよ。それが、自動車販売店のポスターであったり、開店前のうどん屋さんの入り口だったり、わたしが他の国に観光に行っても撮らないであろうモノが多くて、「そんなものまで?」と思うようなモノもバシバシ撮っていました。

私が振り向いて待っていると「ゴメンナサイ」と言って走ってくるんですが、その姿が初々しくてですね、若いっていいですね。

二人を駅のすぐそばまで送って別れるとき、彼女たちは「アリガトウ バイバイ」と言って手を振ったので、わたしも「バイバイ」と言って手を振り返したのですが、友だちにはしますけど、バイバイと言って会ったばかりの人に手を振ることってあまり記憶にないんですね、なのでそれも新鮮にかんじました。

いつもなら「ありがとうございます。」そして軽く会釈、そんなかんじなので。

で、何が言いたいかと言いますと、ほんのちょっとしたことだったんですが、「ちょっといいことしたぞ!」というだけで、朝から気分がよかったんですよ。ちょっといい気分から始まる一日は、そう、なんかいいかんじです。

外国人観光客の方に道を聞かれるたびに思うことは、簡単な英語ぐらい話せるようになりたいなぁということ。これは誰もが思うことですよね。以前にも、ポートライナーの駅の改札で、キップの通し方がわからない外国人の方に「ここに、こう」と、身振り手振りで伝えたわたし。

伝わるといえば伝わるんですけど、もう少しなんかあるだろう・・・と、あとで一人反省会をしてしまうので、工房の運営にも慣れてきたら、リスニングから英語の勉強も始めたいなぁと思ったのでした。

日記

Posted by SETTLA GREEN