文章の書き方に正解なし?読みたいことを書けという本
こんにちは、セトラグリーンです。
昨日の『林先生が驚く初耳学』で紹介された本『読みたいことを、書けばいい。-人生が変わるシンプルな文章術』が気になったもので、今日早速読みました。
この本は文字数をできるだけ少なく、文章を書くときの考え方がコンパクトにまとめられています。文字は少ないけど、本の厚みが薄くなったわけでもないので、そしたらどうなるのかというと、文字がめっちゃ大きくなります。そして、余白も大きいです。
最近読んでいた本はどれも文字が小さく、詰め詰めで書かれていたので、それだけで賢そうな本を読んでいる風に見えたのですが、あんまり文字が大きいと、普段本を読まない人が「たまには本でも~~」ってかんじで手にした本に見えなくもないです。ですが、とても内容のあるいい本です。
著者さんのいう「読みたいことを書く」というのは、誰のためでもなく、自分のために書けばいい、自分の読みたいものを書けばいいということを指しています。
それを実践しているからなのか、世に出回っている文章術に関する本のことは結構厳しい書き方をしています。たとえば、
『文章を書くための100の法則』などという本まである。そんなに法則を覚えられる記憶があるなら、司法試験を受けて弁護士にでもなるほうがよっぽどいいと思うのだが、あなた、どう思いますか?
と書いてみたり。
でもこれはわたしも思いました。
司法試験を受けて・・・とは言わないですけど、わたしの持っているのは文章を思い通りに書ける101の法則の本で、「こんなん101個も覚えられるか!」って(笑)
何って書いてあったけ??って前のページに戻ったりしているうちに、途中で読むのやめてしまったんです。多分わたしの持っている本のことを指していると思うのですが、この部分については大いに共感しました(笑)
ほかにも、
「おまえがまず文章を習え」と言いたくなるような読みにくい本がある。
とか。
自由すぎて、「口の悪い人やな」と思う部分もあるんですが、読み進めていくにつれて著者さんの話に引き込まれていきました。やっぱりそういうところは、文章を書く力のある人はすごいなぁ・・・って思いました。
で、ええ本やなぁ・・・と思ったところで、
あと、この本をだれかに勧めてほしい。ひとりで10冊買ってだれかにあげるのもいい。100冊他人に買わせれば「親」になって利益が出るシステムを構築してファミレスで勉強会をする用意も、わたしにはある。
のだそうです(笑)
著者さん大阪出身の方なんですが、ええ話や・・・と思わせといて、
最後に落とすところが関西人です(笑)
それにしても、いい本に出会うと読書は進みますが、仕事の方が遅れてしまいますね。
ゆっくり読書ができるように、仕事ももっとがんばろう^^
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