【淡路島無農薬カレンデュラ】自然は厳しくもあり、やさしくもある。

こんにちは、セトラグリーンです。

来年春に咲く廣田農園さんのカレンデュラの準備がはじまっています。
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カレンデュラの苗が植え終わっても全部が全部うまく育っていくわけではなく、畑にイノシシが入ってきたり、青虫がついたり、天候による被害が出たり・・・毎日が自然との戦いなのだそう。

うまく育っていない苗

大雨で苗に土が被ってしまいうまく育たない苗は、そのままにしておくと一株分花が取れなくなるので、新しい苗と植え替えをします。

虫に食われた葉っぱ

植え替え用の苗の方を見てみると、きれいな葉が並ぶ中でたくさん虫に食われている苗のかたまりを見つけることがあります。

その部分を手でかき分けて根元の方を見てみると・・・。

根元のくるんとしているのが青虫
一匹ずつ青虫を駆除

青虫を見つけては一匹ずつ駆除。

青虫以外にもバッタやクモ、ダンゴムシがたくさんいます。
雑草も引き抜かないといけません。

鍬で水の通り道をよくする。

雨が降った後は土が崩れているところがあるので、水の流れる道の整備。

畑は電気柵で囲まれている。

畑は周囲を電気柵に囲まれていて、夜になると通電するしくみになっているんですが、それでも動物の足跡がありました。

廣田さんいわく、ウリ坊の足跡だと・・・。

カレンデュラの苗植えが終わった畑

毎日畑に通っては苗の様子を見て、虫を一匹ずつ取り除いて。
それでも3月にちゃんと花が咲き始めるのか心配になるときがあるそうです。

2019年3月の淡路島カレンデュラ
八重に咲く淡路島のカレンデュラ

それでも手をかけた分、カレンデュラは春になるとちゃんとこたえて、きれいなオレンジ色の花を咲かせてくれます。

厳しくもあり、やさしくもある、自然の力って何なんでしょうね。