お店は大きさじゃなくて、始めることがすごいことと言われた話
土曜日は工房販売が終わってから久々の大阪に行ってきました。
前にも書いたことがあるんですが、わたしは、去年の3月まで社会人学生でした。石けんの製造・販売をするには、「化粧品製造業」「化粧品製造販売業」の許可が必要で、その許可を取るための要件があるんですが、わたしがそれを満たしていなくて、許可を取るために2年間学校に通って資格を得ました。
わたしが通っていた学校には、少人数制の社会人のコースがあって、みんな平日は仕事をしていて、土日で学校に通っていました。みんな何らかの目的意識をきちんと持っている人たちが集まっていて、転職のためや、新しく事業をはじめるため、今ある会社の事業拡大のために来ている経営者の方がいたり、年齢も経歴がバラバラでした。
土曜日はその学校の同窓会がありました。といっても、わたしより一年前に卒業した先輩の同窓会で、直接一緒に勉強したわけではなかったのですが、声をかけていただいたので参加してきました。同窓生でもないのに呼ばれた理由は、毎年男女ともに平均的にいるのですが、わたしのひとつ前の学年に限り、たまたま女性が1人しかいなかったんです。それで、女性一人で参加しにくいので、一緒に行かないか?ということで声がかかりました。
わたしがまだ学生だったときから、ひとつ前の学年の方とは定期的な飲み会があって、それに参加していたので、面識はあります。なので、全然話したことのない方はいなかったし、事前に参加OKももらっていたので、気軽に参加できました。
わたしも去年卒業しているので、ひとつ前の方たちと会うのは2年ぶりの再会。その間、転職したり、転勤になったり、みなさんそれぞれ変化があったようで、仕事面での話題が多かったです。さらなるステップアップを図ろうという方もいて、前向きに取り組んでいる姿勢が刺激になりました。
わたしの工房のこともきかれて、「昨年末に化粧品製造、販売業の許可を取って、小さな工房を始めたんですよ。」って話したんですけど、「お店に大きいも小さいも関係なくて、始めたことがすごいことなんですよ。」って言われて。それがすごく心に残っています。
わたしの周りには、同じように石けん工房を始めた方が二人いるんですが、わたしのところの2~3倍あたりまえみたいなかんじです。わたしは、自分の取れるリスクで小さく始めると決めて、今こうして工房をはじめたわけだから、できたこと自体に満足していて、ここから頑張っていくぞ!という想いは十分にあるんですよ。
でも、友人の工房に遊びに行って自分のところよりも立派な工房と比べてしまうと、自分の資金力のなさというか、ずっと思っているわけじゃないですけど、ちょっと思うところもありました。別にそれで落ち込むとかじゃないですけど、わたし自身心のどこかで少し気にしていたのかもしれませんね。だから、「始めたことがすごいんですよ。」ってことばがすごく心に届いたのだと思います。
人は人、わたしはわたしの工房があります。セトラグリーンの工房を始めたからには、ひとりでもたくさんの方にわたしが作った石けんをお届けできるように、こちらに集中することにいたします(笑)
ここで最後にお知らせです。
今週から夏用の新作石けんの製造に入ります。今度の石けんは、ローズヒップとピンククレイを使った軽いスクラブ感のある石けんです。白とピンクの2色使いのいつもより少しかわいいかんじの石けんになります。お楽しみに。
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