その価値を変えるかもしれない一枚の写真
こんにちは、セトラグリーンです。
先週、商工会主催のキャッチコピーの作り方のセミナーに参加してきました。
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そのセミナーの最後のところで講師の先生がこんなことを話されたんです。
一枚の絵だったり、一曲の歌によって人生が変わったりすることがあることをわたしたちはすでに経験として知っていると。キャッチコピーもまた絵や歌と同じだから、そんな人生を変えられるようなものが、自分の商品の価値を変えられないってことがあるんでしょうかと・・・。
一枚の絵がキャッチコピーと同じなら、一枚の写真もキャッチコピーとおんなじで価値を変えられるものだと思うんです。
3月のはじめに淡路でカレンデュラを栽培している廣田農園さんにデザイナーさんとお花畑の撮影に伺ったんですが、そのときに撮影した写真が後日、自由に使ってくださいと、デザイナーさんからメールで送られてきました。
その中に手摘みしたカレンデュラを木枠でできたトレーに並べられている写真があったんです。
それがこちらです。
わたしだと、「めっちゃオレンジ色がきれいでしょ?」とか「こんなところで栽培されているんですよ。」とか、色や風景ばかりに目がいってしまうんですが、デザイナーさんはそうじゃないんですね。
ただカレンデュラの花を撮影するんじゃなくて、廣田さんの作るカレンデュラを一枚の写真の中で表現することができるんです。そういうところがやっぱりすごいなぁ・・・って、この写真を見て思いました。
淡路の廣田農園さんは50年以上お花を栽培してこられていて、お花の栽培に関しては絶対的な自信をもっていらっしゃいます。わたしは自分で石鹸を作って販売してまだ1年なんですけど、その一年の中でも自分軸がぶれそうになって、もっとしっかりしなきゃと思うことが何度もありました。
そんなわたしから見たら、50年以上の歴史のある廣田農園さんは本当にすごいです。続けていくって思っていた以上に大変なことなんだと知ったからそう思うんです。
その歴史もそうなんですけど、カレンデュラのクオリティもこの一枚の中に全部込められているのがわかります。花びら一枚一枚のピンっとしているところとか、もう惚れ惚れしてしまいます^^
デザイナーさんが写真の撮影をしているときは、じゃましてはいけないと思って離れて自分の写真を撮っていたんですが、この写真を撮るところは見ておきたかったなぁ・・・とあとで思いました。
目線がカレンデュラが一番きれいに見える高さに合わせていますよね。自分じゃ同じようには撮れないけど、同じ目線から一枚撮っておきたかったです^^
国産のカレンデュラは、輸入品のカレンデュラと比べると値段が高いです。何倍ものひらきがあるんですが、ただ高いわけじゃなくて、クオリティが全然違うんです。でも、その違いがなかなか伝わりづらいところがあって。
それでも知ってもらいたいんです。
だって、見ればわかるんですから。
それがこの写真ならできて、この写真が廣田さんが作るカレンデュラの価値を変えられる一枚になるんじゃないかと思っているんですよ。
最初に登場したキャッチコピーの先生が、「効果があるキャッチコピーは使い倒しましょう。」とも言っておられました。
なので、わたしはこの写真を使い倒します^^
ということで、最後にイベントのお知らせです。
百貨店の催事に、はじめて出展することになりました。
神戸さんぽ×そごう神戸店
期間:4月3日(水)~9日(火)
場所:そごう神戸店本館一階=ミレニアムコート
淡路産カレンデュラを使った石鹸やバーム、バスソルトなどをメインに販売します。ぜひお越しください。
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