いくつになっても遅いことはない
何かを始めるとき、とても不安になると思います。わたしも不安になった一人なのですが、今はすごく落ち着いています。そのうちまた漠然とした不安が襲ってくることもあるかもしれませんが、今なぜこんなにも心が落ち着いているのか、このことについて今日は書いてみようと思います。
石けん工房を始めるに当たって、不安が完全になくなるわけじゃないですが、かなり軽減された理由が3つあります。
1つ目は、何かを始めようとするとき、それを宣言すると応援してくれたり助けてくれたりする人が現れるんです。コミュニケーション能力の低めなわたしにでさえです。2つ目は、資格を取るために学校に行っていたんですが、そこで相談できる友人に出会えたことです。
そして3つ目は、開業に関する検索でヒットしたブログを見つけたことです。
2つ目までは人が直接関係していますが、ブログは会ったこともない知らない方たちが書いた文章です。その方たちに共通しているのは、みなさん「自営業」であるということ。プロのブロガーさんだったり、アプリの開発者だったり、お菓子の製造販売だったり、事業内容自体はバラバラなんですが、みなさん何か目標をクリアすると現状に満足せず、次の目標に挑戦しようとするんです。
それも軽やかに。それがとてもかっこよく感じるんですね。
で、その方たちがブログにこれまた共通して書いているのが、やったことがないことをするのだから失敗するのは当たり前だとして、自分なりに仮説を立てて失敗して、次はうまくいくように失敗を振り返る。それを繰り返していくだけで、わりとなんでもうまくできちゃうものだと。
それに失敗しても、それによる損失をカバーして、あまりある展開ができたらいいだけの話で、本当にやりたいことなら、いくつになっても遅いことなんてなくて、諦める必要などないと・・・。
知らない人のブログがわたしを元気づけてくれるんですよ。
わたしはこれから工房を始めていくわけなんですが、これがあと5年ぐらい早かったらなあ・・・って思うことがあるんです。工房を作ろうとしてから4年かかっているので、さらに5年となると、10年前から考えてなきゃいけなかったことになるんで、それはなかったなあ・・・ってわかるんです。だから考えても仕方のないことなんですけど、それでも思うことがあるんです。
そんなときに、「本当にやりたいことなら、いくつになっても遅いことなんてない。」ってことばがわたしの気持ちを軽やかにしてくれたんです。
人のことばってすごく力がありますね。
そんなブログの文章をノートに書き写してました。工房の準備があるにもかかわらず、2~3時間ひたすら書き写すこともありました。先月からブログの記事を書き写すようになって、今日でノート一冊完成です。
PCを使わず手書きにすると時間がかかるんですが、わたしがもともとメモ魔だからかもしれませんが、書いてることが楽しくなってくるんですね。文章の練習にもなっている気もしています。
ありたい自分、なりたい自分があるなら、心に響くすてきなことばを探してみてください。気持ちが軽くなるかもしれません。
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