ようやく化粧品の製造・販売許可が下りました。

化粧品の製造販売の許可証がようやく手元に届きました。

化粧品製造販売許可番号: 28C0X10141
化粧品製造許可番号  : 28CZ200211

ばらのブーケ

8月の終わりに物件を見つけてから、不動産契約、内装工事で2カ月。
薬務課への申請、実地調査、許可証の発行待ちで2カ月。

準備を始めてから4カ月ちょっとかかりました。もうちょっと順調に進めることができると思っていいたので、当初の予定からは1カ月ほど遅れてしまいました。石けんは製造して乾燥させて、完成させるまでの期間が1カ月ほどかかりますので、もうしばらくは思うような展開ができない状態が続きそうです。

準備を進めて行く中で、いつも心の中で思っていたのは、「焦らない、慌てない、諦めない」ということ。わたしはこれを「三つの”あ”」と勝手に呼んでいて、作業場内の見えるところに書いて貼っています。毎日このことばを見ながら、今自分にできることを進めています。

ことばによって勇気づけられることが石けん工房を作っていく中でたくさんありました。わたしはこれまで自分が思っていることをあまり人に伝えることはしてきませんでした。苦手なんです。何かを始めるときも黙って始めるし、悩みとかも一人で抱え込みます。自分で解決しなければ・・・という思いや、グチはこぼしてはいけないというのが常にあって、悩みがあっても耐えるのが好きなのか!というほど、ギリギリまで抱え込んでしまいます。

そんなわたしなんですが、この石けん工房作りに関しては「手作り石けんの工房をつくります。」と宣言してからはじめました。絶対に途中でやめたり、諦めたりしない自分のためでした。

自分のための宣言だったんですけど、宣言することによって、まわりの人が応援してくれたり、助けてくれたりしました。

準備期間の4カ月の間には、ひとつ解決するとまたひとつトラブルが発生するみたいなことがあって、進んではいるけど、順調に進んでいたわけではなかったんです。そんなときも、「大丈夫、少しずつでもちゃんと進んでいるから」とメッセージを送ってくれたり、石けんの製造販売には記録書を作らないといけないんですが、わたしの実地調査の日に合わせて作ってくれたり。

関連記事:兵庫県薬務課の実地調査が終わりました。

物件の仲介をお願いした不動産屋さんも引き渡し以降も何かと気にかけて助けて下さったりと、人脈が全然ないわたしなのですが、ありがたいことにいろんな方に支えていただいております。これを将来的には何かのかたちでお返しできたらと思っていて、お世話になった方に直接というかたちでなくても、地域に貢献できるようなかたちで何かできればと考えています。