小さな石けん工房の一日のはじまり

今朝、工房の外をほうきで掃いていたら、「おはようございます。」と声をかえられました。はじめてご挨拶したその方は、ご近所で会社を経営されている社長さんでした。まだまだご近所の方とお話しをする機会が少ないので、声をかけていただくことがとてもうれしいです。

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少しお話しをしたあと、「今、石けん買えますか?」とおっしゃっていただいて、「もちろんです。」と返事したところ、お財布を取りに帰られ、従業員さんに渡すからと石けんをまとめてお買い上げいただきました。帰りに「お店長く続けてくださいね。」とおっしゃっていただきました。うれしかったです。少しずつご近所さんの知り合いも増えていければと思っております。

工房の前は毎朝ほうきで掃いています。工房の前の道路は路肩に落ち葉やたばこのポイ捨てがたまりやすくて、毎朝きれいに掃いていないといけないんですが、有馬道という車の交通量がとても多い道路で、中には車がビュンビュン飛ばす人もいるので掃くのが怖いと感じることも多いです。できるだけ端っこに避けてはいるんですけど、今日も「こわっ」と思いながら掃いてました。

でも、お掃除していると今日みたいにご近所さんと話す機会があるのでよかったです。工房の中に閉じこもっていると、なかなかご近所さんともお話しする機会がありませんから。雨の日以外はちゃんと続けていこうと思います。

朝は外の掃き掃除をしたあと、入り口の扉の拭き掃除をしています。うちの工房は、押して開ける扉のように見えて実は引き戸という、珍しがられる扉です。その扉のグリップも交通量が多いとすぐに埃っぽくなるんですね。なので、毎日扉も拭いて作業所と事務所の拭き掃除、事務所に飾ってあるお花の水替えまでの一連の動作がルーチンになっています。

一通りのお掃除が終わったところから一日がスタートするんですが、工房自体が小さいので毎日のお掃除にも時間はそんなにかからず、なにより一日の始まりがきれいな状態だと気分もいいです。

工房をはじめてから生活に変化が生まれました。工房をはじめるまでは、めったに生花を買うことがなかったのですが、工房をはじめてから生花を飾るようになりました。お花は高いものというイメージがありますが、わたしが買っているお花は高価なものではなく、それも日持ちするお花ばかりです。

昨日もwebのデザイン会社さんに行った帰りにお花を買って帰りました。デザイン会社さんが元町にあるので、元町駅近くにある「花次郎」で買って帰ったのですが、5本で299円。わたしが知っている中では一番安いお花屋さんです。

普段わたしが買っているお花は、300円~400円程度のもの。高価なお花でなくても、毎日の暮らしの中にたった1本のお花があるだけで変わります。生花はすぐに枯れてしまうものだと思っていましたが、お水を替えて、水切りしてあげることで、切り花も結構長持ちするものだということも最近になって知りました。

石けん工房1年目、試行錯誤の毎日ですが、工房の維持管理をきちんとして、生花を飾ることで毎日にちょっとした潤いを与え、そして何より好きな石けんを続けていけるように日々頑張っていこうと思っております。

何かまとまりのない内容になってしまいましたが、小さな石けん工房の朝のはじまりはこんなかんじです。