小さなお客様に教えてもらった石鹸を届ける嬉しさ。

こんにちは、セトラグリーンです。

こうも毎日、コロナコロナと騒がれると、この先どうなっちゃうんだろう・・・と不安になってしまいがちですが、こういう状況の中でも小さな喜びは見つけられるわけで、その小さな喜びは不安を切り離すことができるんです。

それを今日、実感いたしました。
ということで、そのお話しです。

去年の神戸さんぽ×神戸阪急

今朝、とてもかわいらしい女の子とお母さんが石鹸を買いに来てくださいました、女の子には、アレルギーや喘息、また日光を当たると炎症を起こしてしまうなどの持病があったりと体が弱く、最近も内視鏡手術を受けたそうなんです。

それで、「食べるものや肌に浸けるものにとても気をつけているんです。」と、
お母さんが話されました。

体を洗うものにも気を使われているので、工房近くの病院にここ何度か通われていたそうなんですが、うちの前を通るたびに石鹸を見てみたいと思ってくれていたそうなんです。

ですが、病院の日はいつも閉まっていたらしく(水曜から土曜日までしか販売してなくて)
「今日、やっと来れたねーーー。」と二人顔を見合わせながら、嬉しそうに話してくださいました。それをきいたら、ただただ申し訳なくて、女の子に「奥で石鹸作っててん。ごめんねーーー。」と謝るの巻でした。

カレンデュラの石鹸3種類

そのあと、女の子が使いたいという石鹸を自分で選んでくれて、「これにするーーー。」とお母さんに言ったあと、わたしに手渡してくれました。そして、その石鹸を手提げ袋に入れてまた女の子の手に渡したんですが、中身が石鹸だと思えないほど大事そうに受け取ってくれました(笑)

今日みたいに、石鹸ってこんなにも大事にしてもらえるものなの??
って思うときがあるんですね。

そういうとき、必要として下さる方に届けることってこういうことなのかと、わたし自身が知るんです。

コロナで不安になってしまいがちですが、必要としてくださる方にお届けできるよう、今の状況もきちんと見ながらもいつも通り動いていきたいと、何気ないやりとりの中で思いました。

ということで、催事の準備まだ残っているので、これから続き頑張ります!

神戸さんぽ×神戸阪急
期間:4月8日(水)-4月14日(火)
場所:神戸阪急本館1F ミレニアムコート