【淡路島無農薬カレンデュラ】来年春の花の準備がはじまりました。
こんにちは、セトラグリーンです。
今週の月曜日、カレンデュラを栽培している廣田さんが来年用の苗を植えますと連絡をいただいたので、その様子を見せていただきました。
カレンデュラは4回に分けて苗を植えているそうです。
去年は海に近い方の畑から苗を植えているので、今年の3月、わたしがカレンデュラの撮影に訪れた際は海側しかまだ花が咲いていなかったのですが、廣田さんの畑は広くて山の斜面からずっとお花畑が広がっています。
この広さをおひとりでお世話しているのには、本当に大変な作業だなぁ・・・と思いました。
わたしも一日しか見ていないので、栽培している様子のすべてをお伝えすることはできませんが、手間暇かけて育てている様子の一部でもお伝えできればと思いご紹介していきます。
カレンデュラ畑に到着して、まず最初に確認したのが発芽の確認でした。
廣田さんが『こも』という藁で編んだ覆いをどけると、カレンデュラが発芽していました。種まきをしてから4日目。
廣田農園さんでは『むらじ』という品種を栽培していて、種は自分のところでとれたものを使っています。
発芽してから上の写真のようになるまでに約1カ月。
15cmほどに成長した苗を等間隔に植えていきます。
台風による大雨が打ち付けた後で、土の表面がカチカチになっていたんですが、鍬で土をおこしてあげると中の土はふわふわでした。
そこへカレンデュラの苗を太陽の光の差し込み、風の通り道を考慮した10cmほどの間隔で順に植えていきます。その後、耕した溝に沿ってホースで水やりをします。
写真を見てもわかるように、植え終わった苗は土の上に倒れたままです。
廣田さんの苗を植えている様子を見ていたら、苗に土をのせて軽く押さえる程度で、わたしが想像していたまっすぐに苗を植えて全方向からしっかり土で覆うのとは違ってました。
倒れたままでもいいんですか?
ってきいてみると、植物は自分で根を張って自分で起き上がるからいいのだそうです。
苗植えを人にお願いすると根の部分だけに土をかぶせるのではなく、花の芯になる部分にまで土をかぶせてしまうので、この作業だけは全部自分でされていると話されてました。
わたしのように土に穴をあけてそこへ苗を差して土で覆うようなイメージを持っていると、しっかり土をかぶせてあげないと・・・って思ってしまったのかもしれません。植物のことをちゃんとわかっていないと、なかなか難しいですね。
次は苗植えをしたあとのお手入れについてのレポートです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません