手作り石鹸を作ることになったきっかけの振り返り
こんにちは、セトラグリーンです。
今日土曜日は販売日で、製造の日ではなかったんですが、朝一番で石鹸作りをしていました。今は業として石鹸作りをしていますが、もとは趣味として石鹸作りがはじまりでした。
最近、石鹸作りをはじめるきっかけをきかれることが続いているので、今日は石鹸作りのきっかけについて書いてみようと思います。
石鹸作りのきっかけは、
手作り石鹸作ろうかな→ 作ってみよう →さぁ、作ろう!
ってなったわけじゃなくて(笑)
スタートは、温浴施設めぐりからの石鹸作りなんです。
7~8年前の話になるんですが、当時、まじめに働いていたんですけど、仕事に対し不満や不安があったんです。それで自分を癒す方法をずっと探してました。
で、思いついたのが「癒し=温泉」で、
当時は温泉地にも行ってたし、以前勤めていた会社が神戸駅の近くだったので、神戸駅付近にある万葉倶楽部にもよく通ってました。
万葉倶楽部には会員カードがあって、利用料金によってステージがあがっていくしくみになっていました。その当時は、温泉に浸かりに行って癒されないと・・・と思っていたので、利用頻度が高く、一番上のステージのプラチナ会員になってました(笑)
今はどうなってるのかわかりませんが、プラチナ会員しか入れないフロアがあって、そこのマッサージチェアでよく肩をほぐしておりました^^
それなりに癒されてはいたんですが、さらに癒されるにはどうすればいいかと思っていたところ、たまたま知ったのが手作り石鹸で、手作り石鹸教室で作った石鹸がコールドプロセスとの出会いでした。
「石鹸を作っています。」というと、「石鹸作りのどこが楽しいんですか?」ってきかれることがあるんですが、集中して無心になれるところ。
結構わたしは、修行僧マインドなんです(笑)
自分で石鹸を作るようになった頃と、勤めていた会社の業績が悪化していたのがちょうど同じころで、本当にこのままだと会社ヤバイなと思って、それで自分で作った石鹸を販売するにはどうすればいいか、仕事としての石鹸作りを考えるようになりました。
働き方の模索をはじめたんです。
石鹸って、「いい材料で丁寧に作ったんです。お肌にやさしいんです。」では、販売できなくて、製造業、製造販売業の許可が必要なんですね。で、許可を取るためには、責任技術者を置かなければいけなくて、その要件をクリアするためにわたしは、2年間学校に通ったんです。
お金もすんごくかかるんで、すぐに決断できなくて、1年見送ってからなんですけど、ちゃんと卒業して、今こうして石鹸屋さんをしております^^
自分で何かをはじめようとすると、なんやかんやと言ってくる人もいて、前の会社の人からも「松本さんなんかが、商売はじめたって誰からも相手にしてもらわれへんで。」とか言われました。
「そんなん、わかっとるわい。」って言いたいところだったんですが、
そこは大人対応で(笑)
誰にも相手にされなくても、それでも挑戦したいと思ったんですね^^
(誰にも相手にされないと言われたわたしを助けてくださいます貴重な皆さま、
本当にありがとうございます。)
そんなこんながありました。
石鹸って身体を洗うものでしかなくて、「カレンデュラは、ねぇーーー。ユキノシタは、ねぇーーー。」と、素材の特徴ばかり説明してしまうんですけど、お届けしたいことは実はそんなことではないと、今日石鹸を作りながら思ってました。
わたしは癒しを求めて、温浴施設から石鹸にたどりついたわけで、石鹸のつるんとした洗いあがりや、ほんのり香るアロマの香りは、癒しになるんです。
わたしの作る石鹸は、内向的でガツガツできない人けど一生懸命で、まじめに人のためにと思っている人、実は秘めた情熱のある人の一日の疲れを洗い流すアイテムとしてお届けしていけたらなぁ・・・と思っております。
大きなことはできなくてもいいんです。
それは、もっとすごい人にお任せで(笑)
ということで、最後なんかまとまりないんですけど、
石鹸を作るきっかけについて振り返ってみました。
今日のお話しは以上です。
□イベントのお知らせ
場所:神戸阪急本館4F
期間:9/30~10/6
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