プロ意識たかっ!バームラベルから学んだこと【その1】

こんにちは、セトラグリーンです。

3種類のバームを発売することになりました。
わたしのところのリーフレットやショップカードなど、すべての印刷物はAmelko.さんに作っていただいています。

バームのラベルのデザインの、もちろんAmelko.さんにお願いしました。
今日はそのバームラベルについてのお話しです。

Amelko.さんにお願いしたバームのデザイン

バームのラベルは最初に1つ作って、それをもとに香りのイメージの色違いで3種類作ることにしました。それなのにデザイナーさんは、低予算にも関わらず、3種類の図柄をそれぞれ使っている精油のイメージに合う図柄で作ってくれました。いつも親身になって、わたしがお願いしていること以上のことをひとつずつカタチにしてくれています。

それでバームのラベルですが、最初に作ったのは「ローズマリー&ラベンダー」のデザインでした。印刷物ってフォトレッスンに通っていたときに先生から言われたのですが、モニターによっても色の明るさだったり違って見えるし、実際にプリントアウトするときも、プリンターによってもできあがりの色が違ってくるんです。

おうちでプリントアウトした写真とお店プリントの写真の色で何か思ってたのと色が違って見えるってことありますよね。お店プリントだと自動補正されたりするので、「補正ナシにしてもらってね。」とか言われてたし、印刷の色って意外と難しいんです。

なので、一応予備知識として、プリントアウトされた色味は多少前後するっていうこと、紙質によっても出来上がりに差があることは、ちょこっと知っていました。

最初に作ったローズマリー&ラベンダーのラベルシールは、ラベンダー色のシールなんですが、工房でプリントアウトした色味よりくっきりしてきれいな仕上がりでした。それで次に、「ゼラニウム&ラベンダー」と「フランキンセンス&ゼラニウム」の2種類をお願いしたんです。

そのうちのフランキンセンス&ゼラニウムは山吹色でお願いしました。出来上がったデザインをメールで送ってもらって工房のプリンターでプリントアウトしてみると、きれいな山吹色だったので、これでお願いしますって発注したんですが、できあがったラベルシールは思っていたのと少し違う色でできあがってきました。

いつも工房のプリンターよりも少し濃いめの色で出来上がってくるんですが、山吹色がオレンジっぽく出るとかじゃなくて、ちょっと土色っぽい仕上がりでできあがったんです。

イメージとはちょっと違ったなとは思ったんですが、秋冬だしこれでもいいかなって。でも次にまた印刷をお願いするときにはもっと山吹色に寄せたいなぁと思って、デザイナーさんに写真を添付してそのことをメールで伝えました。メールで送りはしましたが、今回どうこうしてくださいっていうつもりはなく、わたしは完成のつもりでいたんです。

でもこのあと、デザイナーさんは「なぜ色味が違ってできたのか」原因の調査をはじめました。デザイン力もあるし、提案力もあるし、親身になってくれるし、わたしはそれだけでも十分にすごいなぁ・・・って思うんですけど、「プロ意識たかっ!」ってことを今回さらに知ることになりました。

そこはホントに学ぶべきところだと感じたできごとなのですが、また長くなりそうなので次回に続きます。